『斎藤vs中村』制作秘話その① ~ネーミングとコンセプト~

はじめまして!

ボードゲームサークル AlbatrossBoard です。

私たちのサークルはゲームマーケット2022秋で初出展を果たし、なんと2時間という短い時間で完売まで漕ぎ着けることができました!

これもひとえに足を運んで下さった皆様のおかげです。

本当にありがとうございました!

今回から数回に渡り『斎藤vs中村』の制作にあたってなにを考えていたのか、そのバックグラウンドを語っていこうと思います。

第一回目はゲームのネーミングとコンセプトについて話していきます。

よろしければ最後までお付き合いください!

▼『斎藤vs中村』の概要について知りたい方はこちらをチェック!

奇抜なネーミング!ところで斎藤と中村って誰よ?

斎藤と中村が誰か。

誰なんでしょう。私が教えてほしいくらいです!(笑)

ちなみにサークルメンバーには斎藤さんも中村さんもいません。

今回はゲームシステムよりも先に面白そうな文字列を思いついたので、そこからゲームシステムの部分を練っていきました。

初めにパッと思いついたのはサブタイトルでもある『仁義なき名刺交換バトル』の部分。

この時点でなんとなく、カードを名刺に見立てて交換していくゲームになるだろう、というざっくりとした見通しが立ちました。

さて、ゲームシステムのほうはなんとかなりそうでしたが、タイトルとして『仁義なき名刺交換バトル』ではややインパクトが薄いようにも感じました。

そこで考えたのは、誰が何のために仁義なき名刺交換バトルを繰り広げるのか?ということでした。

名刺を交換するのは誰だ?

もちろん名刺を交換するのは現代社会を生きる我々です。

では架空の人物を作り上げ、彼らに仁義なき名刺交換バトルを繰り広げてもらおうじゃないかと。

バトルというくらいだから「○○VS○○」というネーミングにしよう。

架空の人物の名前は遊ぶ人にとってなじみ深い方がよい。苗字だけで表現するのはどうか?

ここで『斎藤vs中村』というボードゲームの名前が決定しました。

ちなみに斎藤さん、中村さんに白羽の矢が立ったのは語呂の良さと、知り合いに一人くらいはいそうな絶妙な苗字であるから、という理由です。

みなさんの知り合いにも一人くらいは斎藤さん、中村さんがいるのではないでしょうか?

『仁義なき名刺交換バトル』とは何だったのか?

次に、何のために名刺交換をするか?と理由を考えたときに真っ先に思いついたのは、「取引先に挨拶するため」というシンプルなものでした。

しかし、その理由では一回きりの名刺交換で終わってしまうのです。

「カードを名刺に見立てて交換していく」というところまではゲームシステムも決定したのだから、同じ人とカードを交換することもあるはずです。

そこで思いついたコンセプトが「渡した名刺にミスがあったため、急いで回収する」というものでした。

このコンセプトであれば、同じ人と何度カードを交換しても不自然ではない!

さらに緊迫感も出てきて、サブタイトルの「バトル」の部分ともぴったりなように思ったのです。

このようにして『斎藤vs中村』という奇抜なゲーム名と、他にはないコンセプトが誕生したのでした。

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